なれる自分の最幸を目指す！ ～成幸者への道～

野球界に鮮烈なイメージを残した剛腕投手、伊良部秀輝さんが死去した。享年４２。２度目の引退を表明してから約１年半。自殺とみられているが、つらい最期になった。



宮古で生まれ、伊良部という姓。母親が宮古人（みやこんちゅ）ということで、沖縄に馴染みのある選手として、わたくしウチナーンチュとしても、興味があった選手でした。


うどん店の経営⇒閉店、家族とも最近別居
と負のスパイラルに巻き込まれていた感があります。

でもまさか、こんな若さでお亡くなりになるなんて、寂し過ぎます。
彼の剛速球同様、人生を超スピードで駆け抜けた感が焦燥感があります。


外見によらず、理論派であったようです。

球界きっての理論派である牛島和彦氏からも、
「投球フォームの腕を上げる高さから足を下ろす位置、それによる球の軌道までをミリ単位といえる細やかさで考えているのが伊良部という投手」と形容されています。

見た目は豪快そのものですが、繊細だったと関係者からの声も頷けます。
こういう理論家には、ぜひ投手コーチになって欲しかったです。経験や実績も十分なだけに良いコーチになれたと思うんですが。。。


また、こういうエピソードも。

　

伊良部氏　ヤンキース移籍の目的は父親捜しか

　伊良部氏と日本時代から親交のある日本人男性は「ヤンキース移籍の本当の理由は、米国で１番有名な球団でプレーすることで、お父さんが出てきてくれると思ったことです」と明かした。

　日米球界を揺るがした９６年オフの大リーグ移籍騒動。ＦＡ権を持たずに、ヤンキース入りを直訴。結局パドレスとの三角トレードでヤ軍入りしたのも、米国人の父親を探す目的があったという。

なんか、心温まるエピソードですね。

お父さんは探せたのでしょうか？


ご冥福をお祈りしたいいたします